vol.06 夏のガーデニングウェア

夏のガーデニングウェア

~長袖の意味~

夏の庭仕事、暑さを取るか虫を取るか?はたまた早起きを取るか・・・。日中はもの凄い太陽光線がギラギラ照らすし、少し涼しくなった夕方になると、蚊が元気よく飛び回ります。やはり早起きしてささっと庭仕事をするのがベストですね。
暑いからといって冷たいものをがぶ飲みしてはいけないように、暑いからといって、肌を思いっきり露出して庭に出た日には、もう大変!!
日焼けによる肌のダメージはもちろんの事、体力の消耗にも大きく影響して来ます。肌が露出する事で、気付けば草や葉があたって腕や足が傷だらけになっていたり、葉裏に隠れている毛虫さんに触ってかぶれる可能性もあります。そして、蚊の餌食になる事違いなしです。

そこまで言うと、外に出るのが億劫になってしまうかもしれませんが、出来る部分からちょこちょこやっておくのが一番、後で生え放題の雑草と格闘するのも嫌ですしね。という訳で、庭仕事をする事になったあなた、手足はきちんとカバーする服装と日除けの帽子、首周りのタオルは必需品です。こまめな給水も忘れずにしましょう。
で、少しだけ空いた時間で気付いた所だけ作業しちゃおう。という事ありませんか?そんな時便利なのが、長手袋。以前ちょっとだからと半袖のままブルーベリーを夢中になって摘んでいたときの事、ビビッという衝撃が手に走りました。見ると葉裏に色鮮やかなイラガの姿。これに触るととっても痛いんです。油断大敵。半袖で作業した事を反省したのでした。

  • イギリスで購入したお洒落な蚊よけのキャンドル。ハーブの香りが気に入って、キャンドルをたいて作業したものの、残念な結果に。日本のヤブ蚊にハーブのキャンドルは通用しないのでしょうか?で、蚊取り線香はやはり手放せません。
  • 庭作業だからといって、汚れても良い適当な格好ではなんだかつまらない。だから私はかわいい麦わら帽を幾つか持っていて、その日の気分で選びます。ポイントはつばが広めで日光をきちんと遮るもの。そして華美でないシンプルイズベストが基本です。
  • 作業中、何か虫に刺されたように突然かゆくなった時、まずはかきむしらない事。毛虫の種類によっては、それが原因で広がったりします。なので、おかしいなと思ったら幹部をお湯でしっかり洗い流してキンカンをつける。これが一番です。

ブルーベリーなどにつくイラガ。夏に葉裏に潜む怪獣に怯えながら作業しなくても良い方法があるのです。チャンスはイラガが越冬する冬。彼らは木の幹の地面に近い部分などに卵のような繭を作ってその中で越冬します。この時期に繭ごと捕獲してしまえば、あら簡単!刺される心配なく、根こそぎ抹殺できちゃうんです。虫の習性を知る事、すなわち虫を制する事になるのですね!