vol.38 クリスマスを彩るリース作り

寒さが増し落葉樹は枝だけになり、芝生の緑もだんだん色あせてきたようです。伸び放題になっていたアケビと藤のつるをカットしたので、クリスマスに向けてリースを作る事にしました。
私の場合、カットしたつるは、乾燥するとまた水に付けて戻す作業が手間なので、その場でくるくるまとめてリース状にします。ベースができたら針葉樹などの枝を用意します。我が家に針葉樹はないので、今回ヒバやヒムロスギ、モミの枝は購入しました。ここで必ずヒムロスギを入れるのがちょっとした私のこだわりです。このなんともいえない香りに癒されます。

クリスマスを彩るリース作り

さて、ベースと枝が揃ったので、リースワイヤーでぐるぐる巻き付けていけば、グリーンのリースの完成。バランスを見て一番上にリボンを付けます。このリボン選びは少しこだわって、幅のあるワイヤー入りのちょっと高価なリボンを使いました。リボンにこだわると豪華な雰囲気になります。
今年は出来るだけ自然素材にこだわったオーナメントにしようと、夏に収穫しておいたトウガラシやニラの花ガラ、剪定枝や、周辺で採って来た松ぼっくり、モミジバフウやシャラ、ナンキンハゼの実などを用意しました。どうしても星型の飾りが欲しかったので、スパイスとして売られているスターアニスを購入、赤い実も欲しかったのでサンキライを購入しました。これらの色バランスを見て、シャラとモミジバフウにはゴールドのスプレーとキラキラ光るグリッターをまぶし、スターアニスには白のアクリル絵の具を塗ります。すると、とっても素敵なオーナメントに変身するから不思議です。
オーナメントはグルーガンで大きなものから順番につけて行くのがポイントです。この方法はクリスマスツリーでも、同じ様にすると上手くいきますよ。そうそう、花の植え込みもそうですね!

今年はたくさんの針葉樹の枝を購入したので、いくつもリース作って友人や甥っ子にもプレゼントしました。友人用にはちょっと大人の雰囲気の緑とゴールドのリボンがポイントのリース。それから甥っ子用はサンキライとリボンだけをつけて、小さな木製オーナメントと、100円ショプで購入したベルとキラキラのワイヤー飾りはつけずに、別の包みで渡しました。自分で飾りをつけて楽しめるリース、なかなか好評でした。

さらに、オーナメント作りに完全にはまった私は、庭の枝を利用した枝飾りやコニファーの寄せ植えにもオーナメントやリボン飾りを作りました。リボンは太さや結び方で色々な表情が作れるからそれだけつけても十分素敵なオーナメントになりますよ。

手作りオーナメントやリース作り。飾る楽しみはもちろん、実を探すのもまた楽しいのでおすすめです!

五嶋直美の旅日記「ニュージーランド~アロータウン~にて」