vol.01 シェードガーデン

今から始める夏のシェードガーデン

燦々と照らす太陽とすくすく育つ植物達。南の日当りの良い環境イコール何でも上手く育つと思っている方、実はそうでもないのです。
森の中では大きな樹木の足元にヤツデやアオキ、アジサイやギボウシ、シダなどおよそ日当りが良いとは言えない環境下で、彼らは青々としたきれいな葉をみせてくれています。でもあんなにもきれいだった葉は、強い日差し環境に置かれると、黄色く変色したり、茶色の斑点が出たりする症状「葉焼け」を起こしてしまうのです。そう、実はシェード環境だからこそ上手く育つ植物だってあるのです。

ところで、ここ最近の菜園ブームに野菜作りを始めた人、始めたいと思っているも多いと思います。でも我が家はあまり日当りが良くないからと諦めていた人に朗報。今からでも間に合うシェードガーデンにぴったりの、見ても食べても素敵な葉もの野菜のコンテナを紹介します。使う葉もの野菜はパセリ。強い日差しを浴びると固くなりがちなこの野菜、少し日陰の位が柔らかい青々とした葉を楽しむ最適環境なのです。単に野菜を作るだけじゃつまらないというこだわり派のあなたにも、そして野菜やハーブ作りに新たにチャレンジしたい人にもお手軽なアイデア。是非試してみて下さい!

3ステップ♪上手に育てるコツ

  • 少し大きめの鉢を選ぶのもコツ。根がたくさんのびる環境の方が、水の持ちもいいし、何よりたくさん根が伸びるので植物も元気に育ちます。
  • 植え付ける前に土に化成肥料を少し混ぜ込んでおくのもコツ。何事も最初の準備が大切です。


日当りの良い庭だって!
今回紹介したバセリを使ったおしゃれなコンテナ。我が家は日当りが抜群だから・・・と諦めないで!鉢の中に木陰を作る方法だってあるんです。例えば、大きな木の足元に置く。それから大きめのコンテナに丈の低めの樹木を植えて、樹木の足元環境を作るなど、工夫次第でシェード環境ができちゃいます。